有地トリオ 公式ホームページ

社長の部屋

シラフだと演奏が下手になる説

 「ドラムの部屋」にもあったように、先日山形ジャズサミットに参加してまいりました。

 爽やかな五月晴れの週末、鶴岡では天神祭が開催されていて、せめて松島の航空基地に帰って行くブルーインパルスの姿だけでも見られないものかと、空を眺めながら山形へ。

 メンバー全員体調も機嫌も良く、ピアノの有地は打ち合わせ用にと息子から譲ってもらった「折りたたみキーボード」まで持参し、CDもたくさん売ろうという、意気込みMAXでの参加です。

 でも私は知っていました…。「うちのバンドは文翔館とは相性が悪い…」。

 そして、やはりその通りでした。いつものいい感じになかなかならないまま、30分ほどの出番は終わってしまいました。

演奏後のインタビューでは「普段はもうちょっと上手いんですよ」などと冗談とは思えないことを言い放つピアノ…、練習はしっかりやっていると笑うベース…、司会の方の「文翔館には魔物がいるって言いますからね」という慰めのお言葉…。そしてCD販売への意欲を失う私…。

 そこで私は気づいてしまったのです、「シラフだと演奏が下手になる説」に。ピアノとベースはいつも、ドラムに怒られない程度にアルコールを入れてから演奏に臨みます。文翔館では演奏後に車を動かさなければならないので、飲まずに演奏します。それがマズイのではないかと。 

 というわけで、来年も出していただけるのであれば、早目に移動して、アルコールで調子を整えて、いつも通りの良い演奏をしてもらいたい、という結論に達しました。よかった。

 当日、全てのバンドの演奏終了後、出口で地味にCD販売をしたところ、なんと、瞬時に完売致しました!持ち込んだ枚数も少なかったのですが、メンバー一同びっくりです!お客様は本当に神様です!ありがとうございます!

 サミット終了後の打ち上げでは皆さんと楽しくお話ができ、セッションも素晴らしく、楽しい時を過ごさせていただきました。

 皆さん、ありがとうございました!

 

いつもはもっと上手いと言い訳するピアノ
ノイジーダックセッション シーナさんと
山大生
いつもの演奏前

社長のつぶやき 12

お久しぶりです!
なんと1年半ぶりくらいですか?いい加減に更新しろとピアノ(夫)に怒られました。

さて、今年の冬は雪も少なく…と思っていたら、ここに来て普通の2月に戻ってしまった感じですね。まあ、いいか。

そんな中、我が家では「電車でGO!」が再ブームです。
何それ?って、なんのことはない、電車でちょっと遠出をして、お昼から心置きなく飲もう!という酒飲みツアーです。

先日は鶴岡発9:02の電車で、秋田象潟の道の駅「ねむの丘」内にある「にかほっと」に行ってきました。前回ここへ「電車でGO」したのはコロナ前だったから、相当久しぶり。

ここは素晴らしいですよ!
海鮮丼やラーメンはもちろん、韓国料理や窯焼きピザも本格的!
ビールの他、ワインも日本酒もあるので、何の心配もいりません。至れり尽くせり。

そしてこの日のサプライズは、秋田のご当地ヒーロー、超神ネイガーに会えたこと!
超神なのに普通にやってきて「ビールいいっすな~」と声をかけてくれました。
鶴岡から昼酒飲みにきたんだよ~という話に、とても喜んでもらい、記念撮影もしてもらい、テンションが上がりました(^^)

テンションの上がったうちのピアニストは、置いてあったストリートピアノで2曲演奏!
残念ながらこのストリートピアノは場所が悪く、立ち止まる人も少なかったけど、まあ、それもよし。
帰りの電車では気持ちよくお昼寝して、15:00には帰宅。楽しい1日になりました!

象潟の道の駅「ねむの丘」には海の景色が楽しめる眺望温泉や、足湯もあります。
鳥海山の迫力も感じられます。
皆さんも是非!
にかほっと入口
にかほっと内部
超神ネイガーと社長
1人しか聴衆がいないストピ! と思ったら2人だ!

社長のつぶやき 11

東京珍道中

 

1,東京ベルト事件

 9月23日、秋の三連休2回目の初日、私たち夫婦は早朝に車で家を出て、東京に向かいました。日本ジャズボーカルの大御所・中本マリさんのもとで、ボーカルのレッスンを受けている門下生の発表会を聴きに行くためです。うちのボーカル、早苗ちゃん(春山早苗)も1年ほど前からレッスンに通っていて、これはぜひとも応援に行かねば!というわけです。発表会ではこれまた日本ジャズベースの大御所・私の大好きな米木康志さんがバックを演奏なさるとのことなので、私としては米木さんに会うのも大きな目的でした。

 その日、朝10時半過ぎ、当日宿泊予定の青山・アジア会館に到着。前日から東京入りしていたうちのベース、奥ちゃん(奥泉和也)と合流しました。その日、発表会は吉祥寺で、早苗ちゃんの出番は2時半くらいだから、まず新宿まで行ってビール飲んで、それから吉祥寺行けばちょうどいいね、ってことだったのですが、奥ちゃんが「ベルト忘れてきてやぁ。ジーパン下がってくんなや」と。ずり落ちるジーンズを押さえて妙な動きをする奥ちゃんと、とりあえず地下鉄で新宿へ。最初の仕事はベルト探しとなりました。しかも探すと案外みつからない。奥ちゃんの妙な動きや、時々見えるおなかに大笑いしながら、やっと新宿ルミネの中に無印良品を見つけたどり着いたものの、奥ちゃんの「高い!ベルトにこんな出してらんね!ヒモでいい!」の一言で却下。じゃあ、ひも探す?とか言いながらルミネを出て数歩歩いたとき、我らがGUを発見!無事、ヒモではなくベルトをゲットできたのでした。いやー、GUはありがたい!

 

2.ライオンビアホール

 GUを出て、奥ちゃんの足取りも正常になり、勘に頼りつつ少し歩くと、「新宿ライオン」がありました。日本中どこへ行っても「銀座ライオン」だと思っていたので、へーと思いましたが、中身は安心の銀座ライオン。コースターにも「銀座ライオン」って書いてありました。ビールはもちろん、頼んだメニューのすべてがおいしい!どんどんビールが進みます。と、奥ちゃんとうちのピアノ・有地は、いつもの流れで「日本酒飲みてな」「ビアホールで日本酒あっかな」「あるんでね?(メニューを見て)あったあった!スミマセン!日本酒!熱燗できますか?」と…。この二人はいつもこんな感じです。そして出てきた徳利に「ビアホールで熱燗飲めるなんて最高だな!」と盛り上がるのでした。もう二人ともテロテロ。私もワインでご機嫌。超満足感に包まれながらライオンを後にし、吉祥寺に向かいます。

 

3.中本マリさん門下生発表会

 吉祥寺のライブハウス・サムタイムは、歴史を感じさせる素晴らしいお店でした。私たち3人が着いたのは発表の前半が終わる少し前。演奏を上から見下ろせる2階席に通されました。前半が終わり、休憩に入るとすぐ、私たちのところに米木さんが来てくださいました。米木さんは加茂水族館でもバーChiCでも何度も演奏しているし、私は個人的にも連絡を取らせていただいているのですが、お会いするのは夏以来です。その米木さんが「今日は緊張してねー」と。米木さんいわく、一生懸命レッスンを重ねてきた生徒さんたちの年に一度の大切な発表会だから、自分が間違ったりしたら生徒さんに申し訳なくて、普段の演奏よりもずっと緊張するとのこと。なんていい人なんでしょう!米木さんくらいの大物になると緊張なんかしないと思っていたのに、生徒さんたちへの優しさを感じずにはいられませんでした。そしてこの会話の中で早苗ちゃんへのお褒めの言葉もいただき、私たちも大感激!

 さて、後半がスタート。その二番手が早苗ちゃんです。早苗ちゃん、さすが!落ち着いて2曲しっかりと歌いこなしました。早苗ちゃんがジャズに転向してから、こんなに短期間で、こんなにちゃんとしたジャズを歌えるようになったのだから、早苗ちゃんの努力にはもちろん、マリさんのご指導にも感謝です。米木さんのベースソロも入り、ウルウルせずにはいられませんでした。

 そして生徒さんたちの発表のあと、マリさんが三曲歌ってくださいました。適度にアルコールが入って気分が高まっていたこともありますが、もう、マリさんの底から響くような歌と、米木さんの渋いベースに涙が止まらなく…こんなすごい演奏が聴けるなんて!本当に来てよかった!

 感動に包まれたままサムタイムを出て、今度はうちのピアノとベースが時々演奏しに行く、錦糸町のセッション・バー、ジェイフローへ。

 

4.ジェイフローでのあれやこれや

 私には初めてのジェイフローでしたが、結構お客さんが多くてちょっとビックリ。そんな中、山形からいらしていた女性ピアニストがいました。時々ピアノのレッスンで東京に来ていて、レッスンのあとジェイフローでセッションに参加してから新幹線で帰るのだそうです。みんなすごいですね、その努力が。まさかこんなところで山形県人が集うとは!というわけで、みんなで写真を撮ったりして、プチ山形県人会になりました。

 その日は若手のプロミュージシャンのほか、演奏者が何人か来ていたのですが、その中に小学校2,3年生くらいの女の子がいました。お父さんと思しき男性と、ドラムのスティックを握りしめて出番を待っているようでした。正直、なんとなく場違いのように感じてしまっていたのですが、いざ演奏が始まると、とにかく上手い!リズムは正確だし、周りの音を聴いてるし。その前にドラムを叩いていたオジサンよりずっと上手いのです。あの子はきっと近い将来、「天才ジャズドラマー」としてテレビで紹介されることでしょう。

 ジェイフローは、うちの有地的には馴染みの場だったのですが、マスターが奥ちゃんにばかりちゃんと挨拶して自分にはつれなかったと、結構傷ついたようで…東京から帰る車の中でも、何度もブツブツ言ってました。仕方がないよ、奥ちゃんは有名人なんだから!

 

5,その日の終わりに

 台風が東京に近づいていて、ジェイフローから青山に戻った時は大雨。午前中のうちに青山で目をつけていた餃子屋さんで1日のしめくくりをしました。「餃子とビールは文化だ」という看板を掲げたお店です。賛同せずにはいられない。

 おいしい餃子を食べながら、今日1日の出来事に笑い、涙しつつ、本当に楽しく過ごせたことをしみじみ感じた3人でした。結局1日中、ずっと飲んでた……。

 

2021 中本マリさんと BAR ChiC
吉祥寺 SomeTime
J-Flow ほぼ毎日セッションなお店
青山一丁目の餃子屋さん

社長のつぶやき10

 ご無沙汰しております。。。

 やっと春らしくなってきましたね!

 三寒四温にはうんざりしていましたが、そろそろ大丈夫かな?

 暖かくなってくると、我が家では「バイク」に乗ることを考え始めます。バイクに乗っていると、バイクならではのプチ・アクシデントを経験するもので、そんなエピソードから今日はひとつ。

 以前、「女王アリ」と呼ばれるバイクで、「働きアリ」を露払いに走っていた頃の話です。(ピアノの部屋『さしすせそ その1』参照)「女王アリ」は、それはそれはカッコいいバイクでした。ただ、何しろデカい!そして当然重い!しかもクルーザータイプなので、曲がりにくい!

 そんな「女王アリ」に乗り始めた頃、いつものように露払いの後ろでスタートしたのですが、家を出て間もない所の微妙なカーブと微妙な上り坂、しかも変な感じで停まっていた車のお陰で、クラッチを握りしめてしまった私は、案の定、上り坂の途中でこけてしまいました。右足が完全にバイクの下敷き。どんなに頑張っても抜けません。露払いは気づかず、さっさと行ってしまい…道端で身動きが取れないまま、寝ているしかないっていう、相当恥ずかしい状態になってしまったのでした。

 この惨状、皆さんに伝わってますか?近くを通った車もあったのに、笑って通り過ぎていく……笑ってないで助けてくれよ!

 そんな時、どういう偶然か、バイク仲間のEさんが私を見つけてくれたのです!

 「ママ、大丈夫⁉︎」と駆け寄ってくれたEさんは、白馬(白いホンダ・ステップワゴン)の騎士にしか見えませんでした!

 露払いは、相当後になってから女王が後ろにいないことに気づいたようです。そういうところだよね、といつも思のですが、そんなこんなでずっとバイクを楽しんでもいるわけでした。

女王アリ
働きアリ
ツーショット

社長のつぶやき9

 明けましておめでとうございます。

 昨年は「有地トリオwith春山早苗」にとって、大きな飛躍の年となりました。これもひとえに、皆様の温かい応援があってのことと、メンバー・スタッフ一同、心から感謝しております。今年もがんばります!よろしくお願いいたします!

 さて、めでたく2022年が明けましたが、今年は雪が多いですね…。

 私は秋田で生まれ育ちましたが、雪も寒さも嫌いです。歳とともに苦手度は増すばかり。そんな昨年末の出来事。前々回のつぶやきで、我が家の大切な暖房器具のひとつ反射式ストーブをベタ褒めしたわけですが、そのせいか、併用していたホットマンが壊れてしまいました。室内機のみならず室外機まで。これはホットマンの大反乱です。

 機械系は意外と人の気持ちに反応することがありますよね。電子レンジが壊れたと思ったら冷蔵庫も、というような連鎖とか。

 うちの人が以前乗っていたクルマは、買い替えを決めた途端、リモコンでドアロックを解除しても、速攻再ロックしてしまうという妙な現象に。それこそ買い替えに対する無言の抵抗に違いないのですが、恐れ入りました。ホットマンもその類ですね、きっと。

 それにしても、年々、暖かグッズの充実は素晴らしいです。暖房器具もそうだし、ヒートテックとか、ダウンコートとか、ありがたい限りです(^^)

 そして、あと1ヶ月で節分、寒さも緩んでくるはず!がんばって寒さを乗り切りましょう!

 寒い最中ですが「鶴岡ミーティングジャズコンサート」もよろしくお願いします!

買替に抵抗を示した volvo850R('96年製)

社長のつぶやき8

 昔「外道」というエラくかっこいいロックバンドがいて…と思っていたら、今でも現役で活動してるんですね。失礼しました。

 そういえば、40年ほど前に急に活動を停止した「カルメン・マキ&OZ」もメチャかっこよかったな~と懐かしく思い出していたら、昨年復活してたんですね。マキさんもギターの春日さんも、変わらずかっこよいです!

 そして、女性ロックバンドの草分け的存在だったスージー・クワトロも、今頃孫に囲まれて…と思っていたのに、現役でロックやってるんですね。

 みんなすごい! 年寄り、かっこいい!

 さて、先日、高中正義のライブに行ってきました。なんと、デビュー50年記念ツアー。CDは時々聞いていたし、You Tubeも観ていましたが、ライブは35年ぶりくらい。前から6列目というなかなか良い席で、真っ赤なスーツにサングラスという高中は昔のまま、演奏した曲も「これぞ高中!」と思わせるお馴染みが多く、やっぱりこうでなくちゃ!と大盛り上がり。

 …が、ライブの後半になって、高中が、キャスター付きの椅子でお茶目にステージ上を移動したり、ギターをスタンドで固定して弾いたり(肩から掛けずに)。「(ギターが)重いんだよ」と言っていましたが、

 ああ、そうね、そりゃ2時間のライブはきついわね、と。かくいう私も、ノリノリでピョンピョン飛び跳ねてみたものの、1曲で疲れてしまうし、頑張って腕を上げて手拍子しましたが、筋肉痛はもちろん覚悟の上です。

 そもそも観客も見渡す限り同年代、みんなそんな感じ。みんな年取ったね的な一体感。

でも、ほぼみんな、コロナワクチンはとっくに終わってるんだろうな~と、妙な安心感も。なんにしても、いいライブでした。

 歳や疲れを隠さず(苦笑)、パワフルだけど和やかな、大人のライブでした。そして高中は、若い時よりずっとかっこよく見えました。

 人生100年時代。先輩たちを見習いたいものです。

社長のつぶやき7

 バンドのメンバー達がTVの生出演やCMでせっせと名前を売っていたにもかかわらず、「社長」ったら3ヶ月もつぶやかずに過ごしてしまいました。スミマセン。本業が忙しくて…いろいろ考える余裕なくて…と、言い訳しかありません…。

 さて、そんなこんなで秋ですね。毎年のことですが、急に寒くなる日があって、寒がり夫婦の我が家ではさっさと暖房を入れてしまいます。普通に温風ヒーターも使っていますが、ここ数年、反射式のオーソドックスな「石油ストーブ」が超お気に入りです。ヤカンでお湯が沸かせるし、焼き芋も焼けるし、シチューやおでんをコトコト煮込むこともできます。そして停電でも使える。以前住んでいた家では、北欧製の薪ストーブがあって、その暖かさは最高!今でもよく思い出しますが、この石油ストーブには案外それに匹敵する良さがあります。我が家では手放せないものになっています。そして先日、早くも点火。暖かい夜のひとときを過ごしつつ、秋の深まりを思うのでした。

 さらに今年は「外用」の薪ストーブを購入してしまいました!もちろんウッドデッキに置いて秋冬でも外を楽しむためです。こちらはまだ試していないのですが、バンドの芋煮会でのデビューかなと思っています。

 秋の夜長、「寒くてイヤ」だけにはしないように、楽しみを増やしたいものですね。BGMは有地トリオwith早苗ちゃんで。

社長のつぶやき6

 2021.07.03、荘銀タクトでのワンコイン・コンサートにお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。チケットご購入の方で当日お越しになれなかった皆様、また、たくさんの応援くださっている皆様、興味をお持ちくださっている皆様、本当にありがとうございます。次の機会にはぜひおいでください。有地トリオwith春山早苗は、日々進歩を続けております(と思います)。

 

 コンサート当日、バンドメンバーと私どもスタッフは、午後2時ころからリハーサルを始め、本番に臨みました。一抹の不安や緊張を感じながら、セッティングを始めたわけですが、荘銀タクトのスタッフの皆さんのお心配りのおかげで、メンバーが何も心配することなく、スムーズに事は運んでいきます。「大船に乗った気持ち」というのはまさにこういうことです。メンバー一同、音響・照明等、すべてお任せしてリハーサルを始めることができました。

 リハーサルの最中、私は客席から見ていましたが、Moonlit Balladのリハが始まって間もなく、ステージ後方に大きな満月が…!――本番の演奏では観客の皆さんもご覧になったと思います――その月の美しさが本当に感動的で、私、思わず涙してしまいました。こんなに素晴らしいステージで、演奏させていただくことができるなんて、なんて幸せなんだろう!と、もう感謝しかありません。すべて曲の雰囲気に合わせた演出を丁寧にしてくださり、本当に感激です!

 荘銀タクトの皆さんにはとってもよくしていただきました。何から何まで至れり尽くせりのお気遣いをいただき、大きな失敗もなく思い通りの演奏ができましたのは、ひとえに皆様のご配慮のおかげと、心から感謝申し上げます。

 

 さて、当日は本当に多くの皆さんにおいでいただき、その上CDをお買い上げいただき、全て予想以上!開場前、「CD売上目標50枚!」と思っていたのですが、売り上げ枚数なんと114枚!1stアルバム『Bistro G’s Song』は持ち込んだ分が完売という快挙です。CDをお買い求めくださる方々の列ができていたこと、皆さんがマスク越しにもわかる笑顔で、楽しそうに並んでくださったことにもまた、感涙せずにいられませんでした。

 今回のコンサートの模様をライブ盤のCDとして発売する予定です。メンバー用の視聴盤が出来上がって、仕事の行きかえり車で聴いていますが、なかなか良い出来です。聴きながら当日の感動を思い出して、また涙してしまうのでした。

 

 こんな素晴らしい経験をさせてくださった皆様に、改めて心より御礼申し上げます!

Moonlit Ballad
Good Bye My Gozilla
加茂水族館とのコラボ
Letter From You

社長のつぶやき5

 うちのピアニストは、身内が言うのもなんですが、ピアノが上手いです。センスもいい。タッチが強いところがまたいい。その上何が取り憑いたのか、「(曲が)降りてきた」と言っては早朝から譜面を書き、出来上がった曲は、また身内がいうのも憚られますが、やはり素晴らしい。プロのミュージシャンのようです。何気に作詩までして。
 それがここ1~2年ぐらいの出来事で、30年以上一緒にいて、そんな才能は片鱗も見たことがなかったので、彼の中でいったい何が起きているのか、驚くばかりです。ピアノが上手いのは知っていたけれど、オリジナル曲ばかりでCDが出せるようになるなんて…!(パチパチ)

 さて、普段の(ピアノを離れた)彼は、英語でいうところの「All Thumbs(全部親指)」。つまり「不器用」。細かい作業には、本当に全部親指か?と思うくらい、四苦八苦しています。袋を開けるとか、そのレベルの作業でそんな姿が目立ちます。見ていると面白いです。

 ところがそんな彼は、音楽以外にも突然予期しない才能を見せつけました。それはウッドデッキ造り。我が家の庭で15年ほど前の冬、突然作業を始め、あれよあれよという間に見事な、おしゃれな、かっこいいウッドデッキを作り上げ、その出来栄えはとても「All Thumbs」の仕事とは思えません。その手の雑誌でも紹介されました。テーブルや椅子やその他もろもろ、次々出来上がって、おかげで気候の良い日は外ご飯が気持ち良い。友達呼んでバーベキューやらビアガーデンやら、最高です。出来上がりから15年たった今も、快適に過ごすことができています。(パチパチ)

 だから…彼はとても不器用だけれど、時々大工さんが取り憑いたり、コンポーザーが取り憑いたりする時期があるのではないか、と思うわけです。これはちなみに誉め言葉です。リスペクト。

社長のつぶやき4

 私達夫婦とお付き合いして下さっている方々は、「有地夫婦=大酒飲み」と恐らくお思いのことかと。

 あながち否定はできません。夫婦ともお酒が大好きで、昔、居酒屋でウイスキーのボトルを2本、ふたりで空けたほど。それは若気の至りですが、私達は「毎日飲むのが当たり前」。「酒のやまや」がうちの町内に出店した時は「私たちのために!」と大喜びしてしまいました。

 そんな私たちがなんと!この2月から、週の半分は飲まないことに決めています。理由は私の検診結果。薄々気づいてはいたけれど、「とても太った…」ことがショック過ぎて「お酒を減らす」宣言へと至り、以来夫婦で「飲むのは週3」をキープしています。息子たちもびっくりですが、続けている私達はすごい!

 結果、とにかく体調がいい!よく眠れ、朝の寝覚めもバッチリ。血圧も下がり、私だけは体重が5キロ減りました!

 皆さんの思い込みを裏切り、酒の弱い夫婦へと変わりつつある(かもしれない)この頃です。

社長のつぶやき3

少し前に、あの村上`ポンタ`秀一が亡くなりました。

偉大なドラマーで、ホントに多くのミュージシャンと共演しているので、人によってイメージは違うかもしれませんが、私は「ポンタ」と言えば「山下達郎」です。

達郎が1978年にリリースした『IT’S A POPPIN’ TIME』は、達郎のソロデビューアルバム『CIRCUS TOWN』、2ndの『SPACY』に続くサード・アルバムで、六本木ピットインで収録されたライブ盤です。ドラムはポンタ、キーボードは坂本龍一、サックスに土岐英史というゴージャスなメンバー。

私の大好きなアルバムの一つですが、ポンタが亡くなったので改めてじっくり聴いたところ、やはり素晴らしい!達郎のアルバムはファーストから4番目の『GO AHEAD』までがお気に入りですが、ポンタがフルに参加しているこのライブ盤はとりわけ貴重だと、私は思うわけです(ギャラの絡みでなかなかポンタには頼めなかったという事情もあったようです)。

40年以上前の作品ですが、あの、初期の達郎の独特の世界観は、今もちっとも色あせていません。…私の青春アルバムなので、極めて個人的な感想ですが…名盤ですよ、つくづく。あの頃の日本のミュージシャンは面白かったですよね。って昔話ばっかりでスミマセン。

社長のつぶやき2

 「人間の音楽の好みは、13か14歳あたりではっきりし始め、20代の前半くらいまでには確立し、33歳を過ぎるともう新しい分野に興味は持てなくなる」という文章を先日読みました。
 なるほど…小学校でビートルズのLet It Beに感動して以来、中1の時NHKのヤングミュージックショーでディープパープルに感化され、中2でクイーンに衝撃を受け、高2でKISSに出会い…ロック一筋だった私ですが、その後フュージョンブームに乗り、勧められるままにジャズを聴くようになったのが21の時だったかと。「よかった、早いうちにジャズを聴いておいて」と、つくづく思います。
 それでも三つ子の魂百までということでしょうか、やっぱりロックが好きなんですよね。ここ数年は映画「ボヘミアンラプソディー」があり、KISSがツアーで仙台に来てくれ、うれしい限りでした。聴き初めのころLPレコードやカセットテープで聴いていたものをCDで揃えなおしたり、当時はなかなか見られなかった映像がYouTubeで簡単に見られたり、ここに来て、本当に音楽を楽しめている気がします。いい時代です。

社長のつぶやき


 この春は鶴岡でも桜の開花が早く、その上長持ちしているようです。コロナ前は絶対「花より団子(BEER & WINE)」でしたが、それができないご時世、純粋に桜の美しさを愛でるお花見を楽しむことができています。
 「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」は、平安の歌人・在原業平が桜の美しさを称賛して詠んだ和歌です。「世の中に桜なんか無かったら、春はもっと心穏やかに過ごせたのに」と言いながら、「心をざわつかせてくれる桜が大好き」という意味です。
 桜のつぼみがピンクがかって来る頃から、葉桜になり、桜吹雪が舞う頃まで、心のワクワクやお天気の心配など、毎日桜が気になってしまう、という気持ち、わかりますよね。
 と、ジャズには関係ない話でしたが、ちなみに平安貴族のたしなみは「和歌・漢詩・管弦」で、「管弦」とは音楽。楽器演奏です。うちのバンドのメンバーも、時が平安なら、もっとモテたかも…。

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鶴岡のジャズピアノトリオ「有地トリオ」と、一緒に活動しているボーカリスト春山早苗のホームページです。
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